■ 【おしらせ】「真剣少女の日本刀展」があります
備前長船刀剣博物館で夏季特別展『真剣少女の日本刀展』が開催されます!
DMMゲーム「しんけん!!」が企画協力していて、展示物に縁の深い「左文字こゆき」「長船あたき」そして私がキャラデザを担当した「青江にか」がメインビジュアルに起用されています。これにあたり青江にかイラストを一点新規書き下ろしました。
上記映像はTVCMです。
『真剣少女の日本刀展』
期間:2015年7月18日(土)〜9月13日(日)
時間:9時〜17時(入場は16時半まで、月曜休館・祝日振替休日あり)
場所:備前長船刀剣博物館 1・2階展示室
岡山県瀬戸内市長船町長船966
入場料:一般800円、高大生500円、小中学生200円
数量限定で有料入場者にオリジナルクリアファイルをプレゼント
備前長船刀剣博物館さんのHPに展覧会予告やpdfのチラシが用意されていますので、御刀女子会や魂を込めて打つ!!子ども鍛錬会、甲冑着付け体験、クリエイター御用達日本刀講習会など定員制イベントやアクセスなど詳しい情報はそちらでご確認をお願いいたします。
(キャプチャ:チラシ1-2)
展示物については、
青江にか→ニッカリ青江の本歌と、現代刀匠が再現した生写し
長船あたき→安宅切の同一刀匠が制作した御刀
左文字こゆき→江雪左文字を現代刀匠が拵とともに写した作品
のほか、様々な名刀が展示されるようです。
ちなみに
拵:こしらえ。柄とか鞘とか刀の外装のこと、刀装
本歌:オリジナル
生写し:うぶうつし。元の姿を再現したもの
という意味なので
青江にか→霊…?妖怪…?を斬った伝説をもつ重要美術品名物「ニッカリ青江」のオリジナル実物と、現代刀匠ががんばって元の姿を再現した作品(生写し)
長船あたき→黒田官兵衛が四国攻めに用いて由良城の城主・安宅河内守を討ち取ったとされる「安宅切」の同一刀匠が制作した兄弟作、だからまじ500年とか前の御刀!
左文字こゆき→700年くらい前に作られ戦国時代の武将・板部岡江雪斎の愛刀となり今は国宝となっている「江雪左文字」を現代刀匠ががんばって全部そっくりに写した作品
という感じのはずです。細かいところ間違ってるかもしれませんがこういう感じのはずです。
また、描き下ろした青江にかのイラストでは鍔のデザインが新しくなっています。
ゴージャスになっているのでチラシなどで確認してみてくださいね!
==15.06.26追記==
インサイドさんとファミ通さんからイベントの詳しい情報が紹介されました。
グッズ販売とか展示名刀についてとかはぜひこちらの記事をご参照ください。
また本歌の意味の間違い気付いたので修正。
展覧会としては国内最大規模、約30振りが展示されるらしいです。
==15.07.05追記==
電撃オンラインさんでも紹介されていました。
ニッカリ青江の「元の姿を再現した写し」がいまいちピンときてなかったんですが、これは磨り上げられる前の、作られた当初の太刀だったころの姿を再現ってことだったんですね。なるほど…!
今は磨り上げ(時代の流れで太刀が扱いにくくなったけど良い刀だから持ち歩きたい、そうだちょっと短く軽くしようなど色々な理由で刀身や茎(柄の中に隠れる部分)を切ったり削ったりすること)られて大脇差ですからね!
■ トラックバック
http://blog.shimoekw.com/tb.php/128-881c5ad8